2024/5/12に開催された「第10回 技術書同人誌博覧会」イベントレポートを、ノンプロ研メンバーでありノンプロ研同人誌『無料ではじめるスマホアプリで作業現場効率化』の著者でもある古谷さんに執筆いただきました。
去る5月12日、大田区産業プラザPiOで技術書同人誌博覧会(以下技書博)が開催されました。
技書博とは個人の知見を「本」という形で共有するための即売会です。
つまり個人の持っている知識や技術を技術同人誌にしてアウトプットするイベントです。
今回ノンプロ研からは14冊の技術同人誌と5冊の商業本を出展しました。
ノンプロ研とは、プログラミングを職業にしていない人(ノンプログラマー)がプログラミングやITなどのスキルを身につけるための学び合うコミュニティです。
初参加となる技書博がどんなイベントだったのかレポートをしていきます!
当日の様子
場所は京急蒲田駅から歩いて5分、大田区産業プラザPiO大展示ホールで行われました。ちなみに前回も同じ場所だったそうです。
会場に入るとすでに大勢のスタッフが準備を始めていました。一気にモチベーションが上がります!
まずブースの準備です。他のサークルに比べてノンプロ研の書籍は多いので本棚がたくさん必要です。
今回の新刊はホッタさんのPython本です。発売前から話題沸騰です。
技書博では商業本も出展することができます。
高橋さんの書籍が並ぶとまるで本屋さんに来たようです。
いよいよオープンです。実際にたくさんの方に本を手に取っていただきました。
また今回のイベントでは参加者が楽しめるようにたくさんの企画がありました。
フリーペーパー配布
多くの人達に知ってもらうために各サークルでフリーペーパーを配布しました。内容は、サークル紹介、ブログなど各サークルで様々な工夫がされていました。
立ち読みコーナー
どんな内容が書かれているのかチェックするためのコーナーがありました。
コーヒー、ランチのサービス
休憩コーナーではコーヒーのサービスがありました。
またランチタイムにおにぎりのサービスがありました。イベント中は席を離れることが難しいので助かります。
アピールタイム
自由に告知できるアピールタイムがありました。
懇親会
即売会終了後、同会場で懇親会がありました。
普段出会えない人たちと交流することで盛り上がりました。
バックミュージック
会場で常に流れていた曲「技書博の歌」が耳に残りました。次の日じっくり聞いてみると、まさに今の自分の状況そのもので心に刺さりました。
思ったこと
今回のイベントに参加して改めて「共有」や「交流」することの大切さを実感しました。
「本」という形で技術や知見を「共有」することが大切なのはいうまでもありませんが、実際に会場で「交流」することにより思いがけない出会いや気づきがあることを肌で感じました。
例えば、僕は仕事でパソコンを使うことがありません。したがってプログラミングで行き詰まったとき、本職のプログラマーだったらこんなことで悩んだりしないんだろうなーと思ってしまいます。
しかし本職のプログラマーの方に話を聞いてみると、人に教えるとき逆に何をどのように教えればいいか悩むそうです。つまりどこがわからないのかがわからないそうです。
このようにさまざまな分野の人と交流することで、新たな発見、発想、視点、気づきが生まれると思いました。
次回の技書博は2025年1月25日に開催予定です。
おしらせ
2024/05/25~2024/06/09に開催される「技術書典16」に出展します。ぜひご参加ください。