2023年1月、弊社運営コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」(通称ノンプロ研)内の新講座として「初心者IT基礎講座 スプレッドシート関数コース(以下、スプレッドシート関数コース)」を開講いたしましたのでお知らせします。
「スプレッドシート関数コース」の開講背景と概要については、以下をご覧ください。
講座開設の背景
日本社会は労働人口の減少や労働生産性の低下が深刻化しており、より一層のデジタル活用による業務効率化や生産性向上が求められています。そのためには、ビジネスパーソンのITスキル向上や、会社外のコミュニティへの越境学習によるイノベーターとしての能力獲得が有用だと言われています。
弊社が運営するコミュニティ「ノンプロ研」は非IT職に従事するビジネスパーソン(通称ノンプログラマー)がプログラミングやITなどのスキルを身につけるため、学び合い・教え合うコミュニティです。ノンプロ研では、コミュニケーションが活発なコミュニティとしての強みを活かし、プログラミング学習を中心とした講座を多数開催してきました。
しかし、プログラミングは実践できるようになるまでの学習期間が長く、実務で活用するまでのリードタイムが長いため、学習への心理的ハードルが高いという課題もありました。
そこで、プログラミングの前に学習するスキルという位置づけで、より短期間で実践・活用ができ、小さな成功体験を得られるスプレッドシート関数に着目し、講座の開催に至りました。
「スプレッドシート関数コース」とは
Googleスプレッドシートとは、Google社が提供している表計算ソフトです。
ノンプロ研の「スプレッドシート関数コース」では、参加者が基本的なスプレッドシート関数を使用し、各種データの集計・構造化ができるようになることで、日々の業務効率化を目指します。
スプレッドシート関数を習得するメリットとしては下記が挙げられます。
●計算や処理を効率的にこなせる
ルーチンワークなどの「転写型」業務を効率化することで、「創造型」業務にシフトさせていくことができます。
●学習コストが高くない
プログラミング学習と比較すると少ない学習時間で、すぐに業務改善に応用可能です。
●GASで使うデータの集計ができる
Googleの各種サービスを連携・自動化させるためのスクリプト言語「Google Apps Script(GAS)」で扱うことのできるデータの基礎を学び、集計・構造化ができるようになります。
なお、最終回には卒業ライトニングトークと題して、参加者全員にオンライン発表を行っていただきます。自らの実務に、どのように活用し、どのような効果が期待できるかを発表することで、参加者が本コースの学びを自身の業務改善に活かすことができます。
「スプレッドシート関数コース」開催概要
- 開催方法:ビデオ通話サービス「Zoom」を用いた完全オンライン講座として開催します
- スケジュール:毎週2時間×計3回
※期間中、チャットサービス「Slack」による演習のフォローと質疑応答を行います - 受講料:6,600円(税込)
※この他、ノンプロ研月額会員費5500円(税込)×2ヶ月が必要になります。総額17,600(税込)円が最低限必要となります。 - 定員:8名
- 受講条件:
- ノンプロ研への参加、Twitterアカウントを使えること(新規作成でも構いません)
- Zoomによるビデオ通話が可能な環境で受講できること
※Zoom、Slackなどのツールはこちらで準備いたします。これらのツールの利用に別途料金がかかるということはございません。
- 持ち物:Googleスプレッドシートを実行可能なPCをご準備ください ※講座の途中で演習によるワークがあります