「V8 ランタイム」に対応!最新版Google Apps Scriptの研修を提供開始しました

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photo credit: rainerstropek@yahoo.com CoderDojo Linz via photopin (license)

Google Apps Scrit(GAS)のプログラミング講座は弊社でも人気の研修メニューとなっています。

その、GASですが2020/02/05に大きなアップデートがあり、「V8ランタイム」をサポートするようになりました。

弊社では、それを受けましてV8ランタイムに対応した最新版のGASプログラミング研修を準備させていただきましたので、ご案内差し上げます。

お問い合わせ・ご相談

Google Apps Scriptとは

Google Apps Script(GAS)とは、スプレッドシート、ドキュメント、スライド、フォーム、カレンダー、ドライブ、Gmail、翻訳などといったGoogleが提供するオフィスサービスを操作することができるプログラミング言語です。

その操作できるサービスと環境構築の容易さ、学習コストの低さから、プログラマー人材だけでなく、事務・営業・マーケター・経営など、幅広い職種の人材にとって学びやすく、実務で効果のある言語です。

G Suiteはもちろん無料のGoogleアカウントさえあれば使用することができますから、金銭的ハードルが低いのも大きな魅力です。

詳しくは以下の記事もご覧ください。

参考: 超初心者へGoogleAppsScriptを始めるメリットをこれでもかと説明します

「V8ランタイム」サポートの何が良いのか

GASのもう一つの特徴としてWebサービス開発をはじめ広い分野で活用されているJavaScriptをベースとしている点が挙げられます。

つまり、GASを学ぶと、ついでにJavaScriptを学ぶことができるというメリットも期待されていました。

しかし、これまではGASは「Rhinoランタイム」という世代の古いJavaScriptエンジンを採用しており、それにより最新のJavaScriptの構文との差分が存在していました。

ですから、せっかくGASを学んでも、JavaScriptを学ぶ際に再学習すべき部分が多かったのです。また、JavaScriptの文献を見ても、GASに応用しづらいという問題もありました。

その課題が今回の「V8ランタイム」サポートで解決されました。

「V8ランタイム」は、現在一般的によく使われているJavaScriptエンジンですから、GASの悩みであった最新のJavaScriptの構文との差分が一気に解消されたのです。

もちろん、最新の構文が使えますから、よりスマートにGASの開発ができるようになっています。

詳しくは以下の記事もご覧ください。

参考: 祝!Google Apps Scriptが「V8ランタイム」をサポート!モダンなECMAScript構文が使えるようになった

V8ランタイム対応のGAS研修を提供します

このアップデートにより、過去の古い構文は使う必要がなくなりました。

しかし、多くのGASに関する書籍やWebサイトは、古い構文で書かれています。

したがって、特に初心者が最新のGASを正しく学ぶには、難しい環境になっているのが事実です。いくつかの選択肢があったときに、どちらの構文を使うべきかという判断ができないからです。

研修・講座を通して、実務で使えるレベルまでの基礎部分を、正しい道筋で一気に学ぶというのは効果的といえます。

また、過去ある程度身につけた方も、新たな構文に関する知識やスキルをまとめてアップデートするのもおすすめできます。

そこで、弊社ではいち早くV8ランタイム対応のGAS講座のカリキュラムを用意させていただきました。

  • 【V8版】初心者向けGoogle Apps Script講座(全10回)
  • 【V8版】中級Google Apps SCript講座(全10回)

もちろん、各社さまのニーズに合わせてカリキュラムを調整させていただくことも可能です。

以下のページもご覧くださいませ。

参考: 研修・トレーニング

完全オンラインでの研修開催も可能

昨今の事情により、リモート環境での研修開催のニーズも増してきています。

弊社では、以前からオンライン通話サービス「Zoom」と、チャットサービス「Chatwork」や「Slack」を組み合わせた完全オンラインでの研修開催も提供させていただいております。

価値ある学びの機会を提供していきます

以上、V8ランタイムに対応した最新版のGASプログラミング研修をご案内差し上げました。

皆さまのご事情に合わせて、『働く』の価値が高まる学びの機会を提供させていただければと思います。

ご質問、ご依頼は、以下お問い合わせからご連絡くださいませ。

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この記事を書いた人

タカハシノリアキ